「FIREに興味があるけど、何から始めれば良いかわからない!」
そんな人に向けてこの記事では、FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すために、まず初めにやるべき5つのことを紹介します。
Youtubeでも配信しているので、動画で見たい方は、こちらからどうぞ!
FIREの基本を学ぶ
FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すなら、まず初めにFIREの基本を知り、計画を立てることが重要です。
FIREの勉強をする
一番最初に、これまでFIREを達成した人のやり方を本で読むことをお勧めします。
自分がどのような方法でFIREを目指すか?総資産がいくらになればよいのか?ポートフォリオはどうすればよいのか?等、ゴールを決めてFIRE計画をたてる参考になります。
FIREを目指す人が最初に読むべき、おすすめのFIRE・投資関連の本を5冊紹介します。
1.FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド
FIREムーブメントの第一人者として話題の、クリスティー・シェン、ブライス・リャンの本です。
FIREの基本的考え方、投資の方法がこの1冊にまとめられています。
FIREを目指すなら、まずこの本だけは必ず読んだ方がよいと思う1冊です。
クリスティー・シェンは米国・カナダ・先進国のインデックス投資信託で資産1億円を築きました。
FIRE直後の暴落相場に備えた、高配当株を織り交ぜるポートフォリオの考え方等も参考になりました。
実際ゼニ夫婦は、この本を読むまでちゃんとしたポートフォリオを考えていませんでしたが、この本を参考にポートフォリオを見直し、戦略に沿った投資をしています。
最速でFIREをしたいならば、まずはこの本を読むべきだと感じます。
2.本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」のブログを運営している穂高唯希氏の本です。
インデックス投資信託ではなく、米国高配当株、J-REIT、日本高配当株を中心にポートフォリオを作成し、資産7,000万円を築き、30歳という若さでFIREを達成しました。
三菱グループに勤めていたので、もちろん高収入だったことは想像できますが、投資の手法としては再現性が高く、FIREを目指す人の参考になります。
インデックス投資信託と異なり、株を取り崩さずに毎月配当金として収入が入ってくるので、非常にFIREの達成度が分かりやすい手法だと思います。
ゼニ夫婦も、インデックス投資信託だけでなく、米国や日本の高配当株に目を向けるきっかけになった1冊です。
3.今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術
「おけいどんの適温生活と投資日記」ブログを運営する、桶井道氏の本です。
主に米国株インデックス投資信託、米国高配当株、日本高配当株への投資と、徹底した節約により、47歳で資産1億円を築きFIREを達成しました。
年収は400万円台と、決して高収入ではない中で、コツコツと株投資と節約に励み、資産を築きあげています。
また本の中での会社への不満等は「あるある」と共感できるところも多く、 桶井道氏に非常に親しみもわくような本です。
4.めざせFIRE! 知識ゼロから経済的自由を勝ちとる
投資系人気ユーチューバーぽんちよ氏の本です。
日本株、米国株の成長株や高配当株、インデックス投資信託のほか、仮想通貨(暗号資産)への投資も行っています。
それ以外に、ポイ活、せどり、ブログ、Youtube等あらゆる副業にもチャレンジし、日々の節約にも力を入れてるようです。
ぽんちよ氏は2021年現在28歳で、2,600万円の資産を築き、仮面FIREをしています。
仮面FIREとは、会社を辞めても十分な副業収入や資産があるけれど、今の会社が楽しいので会社員を続けている状態です。
ぽんちよ氏の本では、投資だけではなく、副業にチャレンジする参考になると思います。
ゼニ夫婦も、ブログやYoutubeにもチャレンジしているので、ぽんちよ氏の本はとても参考になります。
5.バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」 ブログを運営する、 バフェット太郎氏の本です。
FIREの本ではありませんが、米国高配当・連続増配株への投資で資産を築く助けとなる1冊です。
表紙絵のイメージに反して、中身は非常にまっとうで、不況時にも安定したキャッシュを得るための投資方法が書かれています。
毎月決めた額を投資していき、自分のポートフォリオを調整する投資方法で、2年で純利益1000万円を築いたそうです。
バフェット太郎氏の資産総額は2021年5月時点で、8,840万円にもなるそうです。
米国高配当株をポートフォリオに組み込む際に、非常に参考となります。
ゼニ夫婦も、バフェット太郎氏の本を読んで、自分たちのポートフォリオ、投資方法を最近見直しています。
家計を把握する
FIREを目指すならば、家計の把握は必須です。
毎月・毎年の収支、貯蓄率、総資産を把握し、毎月いくら投資に回せるか?無駄な支出はないか?現在の資産総額はいくらか?を知るためです。
毎年の支出、貯蓄率で、FIRE達成に必要な金額、達成までにかかる期間がおおよそ把握できます。
家計の管理は、「マネ―フォワードME」アプリがおすすめです。
無料で使えるアプリなので、まだ使っていない人は、是非試してみてください。
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マネ―フォワードME(スマホ版)の登録はこちら夫婦でFIREを目指す場合、夫婦全体の家計と資産を管理した方が、効率的な資産運用ができます。
家計を最適化することで、毎月最大額を投資に回すことができるからです。
「マネーフォワードME」で、夫婦の家計・資産管理をする方法は、以下の記事を参考にしてください。
支出削減と貯蓄率アップ
毎月の家計を管理し始めたら、支出の削減と貯蓄率アップを図ります。
支出削減と貯蓄率のアップで、FIREの達成を早められるためです。
「マネーフォワードME」で、 家計簿を分析し、貯蓄率をあげる方法は、以下の記事を参考にしてください。
スマホ料金の見直しについては、以下の記事を参考にしてください。
投資をする
FIRE達成に必要な資産を築くには、投資が必須です。
毎月の家計を把握できたら、なるべく多くの額を投資に回すようにしましょう。
FIRE達成のため、いくら貯めればよいのか?何年かかるか?については、以下の記事にまとめました。
ポートフォリオを決める
投資を始める前に、自分の目指すポートフォリオを決めます。
FIREを達成するためのポートフォリオは、色々な考え方があるため、自分に合ったポートフォリオを作ります。
例えば、クリスティ・シェンのポートフォリオは以下のようになっています。
債券4割、株式6割で、株式はすべてインデックス投資信託です。
インデックス投資信託は1:1:1でカナダ株、米国株、先進国株に投資しているようです。
色々な本を読み、ゼニ夫婦のポートフォリオはこのように作成しました。
債券10%、株63%で、株のインデックス投資信託は40%を占めます。
安定したキャッシュを生み出す高配当株と個別J-REITは30%を占めます。
J-REITがどんなものかについては、以下の記事を参考にしてください。
その他にゴールドと、仮想通貨(暗号資産)も5%ずつ組み込んでいます。
ポートフォリオが決まれば、あとはそれに向かって、計画的に投資をしていくだけです。
毎月の収支をみて投資に回せる額を、ポートフォリオの割合を見ながら、投資していけばよいのです。
おすすめの証券会社については、以下の記事を参考にしてください。
またおすすめの投資信託については、以下の記事が参考になります。
iDeCo、NISAの活用
投資をするときは、iDeCoやNISAも使うことをお勧めします。
iDeCoは拠出額が所得税から控除できるため、節税になります。
NISAは売却益や、配当金が非課税になるため、とてもお得です。
一般NISAとつみたてNISAについては、以下の記事を参考にしてください。
また子供のいる家族ならば、今からでもジュニアNISAの活用を検討してみてください。
節約・節税をする
1日でも早くFIREを達成するために、可能な節約・節税はするべきです。
ゼニ夫婦は最近、スマホのSIM契約を楽天モバイルに変えたり、子供の服はメルカリで買う等して、節約に努めています。
ゼニ夫婦のように子供のいる人、子供を持ちたい人へ、出産、育児費用を抑える方法を以下の記事にまとめています。
その他にも節税につながることはしておいた方がよいでしょう。
ふるさと納税
ふるさと納税は寄付金2,000円を除き、所得等に応じた上限額までの寄付額分は、その年の所得税の還付、翌年の住民税から控除が受けられます。
賛否両論がありますが、やった方が絶対にお得な制度です。
詳しい仕組みについては、以下の記事を参考にしてください。
確定申告
確定申告をすると、所得控除を受けられる場合があります。
例えば1年にかかった医療費が10万円を超える場合、医療費控除が受けられます。
出産や入院等で、医療費がかかったときは、忘れずに確定申告をして所得控除を受けましょう。
副業も検討する
FIRE達成後、株等の資産を少しずつ取り崩しながら生活するのは辛い!という人も多いと思います。
副業で少しでも毎月の所得があれば、資産の取り崩し額を減らしたり、0にしたりできるはずです。
例えばブログ、Youtube、せどり等、簡単に始められそうな副業にチャレンジしてみるのもよいと思います。
ゼニ夫婦も、ブログやYoutubeをやっています。
簡単に始められる副業の例は、以下の記事を参考にしてください。
まだ副業収入はほとんどありませんが、そのうち副業についても記事を書こうと思います。
ゼニ夫婦が株式投資を始めた頃の失敗談も参考にしてください。