ゼニ夫婦はゼニ美、ゼニ夫の夫婦+ゼニ吉(子供)の家族全体で資産運用をしています。
家計はゼニ夫婦の共有口座(ゼニ夫名義)で管理し、それ以外はゼニ美、ゼニ夫それぞれの資産を持っています。
ゼニ家では、夫婦の資産は全て、マネーフォワードMEという家計簿管理アプリで管理し、家族全体の資産を把握しています。
マネ―フォワードMEで夫婦の資産管理する方法については、以下の記事を参考にしてください。
今回は、夫婦どちらかだけ、あるいは別々に資産運用するよりも、夫婦(家族)一緒に資産運用をするメリットを紹介します。
- 夫婦で一緒に投資をすれば、投資額を増やし、効率的な資産運用ができる
- 暗号資産(仮想通貨)の利益等累進課税なら、年収の低い方が持つとお得!
- 夫婦で株主優待をもらうとお得!
- IPO(新規公開株)やIEO(新規仮想通貨公開)の抽選に夫婦で応募できる
- 夫婦で一緒に勉強したり、株選びをする共通の趣味ができる
Youtubeでも配信しているので、動画で見たい方は、こちらからどうぞ!
夫婦(家族)で最適化した資産運用ができる
それまでは、家族共有口座の資産のみを共有していて、個人の資産は個人だけで管理してたよ。‘
新婚夫婦なんかは、すぐには難しいかもバブ。
夫婦で資産運用する最大のメリットは、「夫婦で資産を最適化できる」点だと思います。
それについて、詳しく解説していきます。
夫婦(家族)での投資額を増やせる
夫婦全体で資産を管理することで、家族全体での投資額を増やせます。
例えば、夫婦それぞれが資産を500万円ずつ持っていたとします。
お互いの資産を把握していない場合、それぞれが生活防衛資金(いざというときに生活に困らないように貯めておくお金)を300万円ずつおいておき、残り200万円ずつ投資していたとします。
このとき、家族全体でみた投資総額は400万円になります。
一方で、夫婦で資産運用をした場合、夫婦全体の資産1000万円の内、生活防衛資金を300万円とすれば、残り700万円は全て投資に回せます!
このように夫婦で家族全体の資産を管理すれば、よりたくさんのお金を投資に回すことができ、効率的な資産運用ができます!
ゼニ吉はおこずかい制は嫌だバブ・・・
あくまで、お互いの資産状況を共有して、家族全体で見られればよいんだ。
勿論おこずかい制じゃなくて、それぞれ自分のお金を好きに使っているね。
それなら良いバブ!
子供のいる夫婦はまずはサイドFIREを目指すべき理由は、以下の記事を参考にしてください。
夫婦の資産全体でポートフォリオを作れる
夫婦で資産運用をすることで、家族全体でポートフォリオ(資産構成)を作れることも、メリットの一つです。
例えば、夫婦ともに同額ずつ資産があったとします。
夫は、3割を貯金、残り7割を投資に使っていて、投資の内訳は、日本株:米国株:国内債券:外国債券=4:4:3:3だとします。
この時のポートフォリオは以下のようになっています。
一方、妻も同じ資産額で、貯金額と投資額も夫と同じとします。
しかし投資の内訳は、日本株:米国株=2:5で、ポートフォリオは以下のようになります。
これを家族全体で見たとき、以下のようなポートフォリオになります。
どうでしょうか?
夫、妻どちらの考えるポートフォリオとも違う資産配分になってしまいます。
夫婦で相談し、家族のポートフォリオを作れば、家族で計画的に資産運用ができます。
因みに、ゼニ家のポートフォリオ(2021年5月時点)はこんな感じです!
仮想通貨(暗号資産)は元本で計算しているので、今はもう少し(増えた分)割合が高くなっています。
今後の資産運用の方針としては、貯金をもう少し減らし、株の割合を増やしていこうと考えています。
ゼニ家では、生活防衛資金(貯金)は大体生活費1年分に少し余裕を持たせて、500万円くらいを考えています。
夫婦で投資を始めるのに、便利な情報共有ツールについては、以下の記事を参考にしてください。
夫婦での節税効果がある
夫婦で資産運用をすることで、節税効果がある場合があります。
株式投資の場合は、運用益にかかる税金は一律20%ですが、暗号資産(仮想通貨)の売買で得た利益は雑所得になり、累進課税(所得が多いほど、税金も多い)になります。
そのため、暗号資産(仮想通貨)で多くの儲けを出した場合、夫婦の内、所得の低い方が持っていた方が、現金化したときに、取られる税金が少なくなります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円未満 | 5% | 0円 |
195万円以上 330万円未満 | 10% | 97,500円 |
330万円以上 695万円未満 | 20% | 427,500円 |
695万円以上 900万円未満 | 23% | 636,000円 |
900万円以上 1,800万円未満 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円以上 4,000万円未満 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
参考:国税庁「No.2260 所得税の税率」
頭数を増やす(1人→2人)ことによるメリット
夫婦で株主優待をもらう
株主優待は100株等、少ない単位の株数でももらえることが多いです。
株主優待をランクアップさせるためには、100株の次は1000株買わないといけないこともあります。
そのため、お得な優待の株を夫婦それぞれで、最小単位株ずつ保有すれば、得になります。
100株保有で、お店で使える株主優待券 6,000円相当がもらえるんだ!
今はコロナ禍でレストラン業界は業績が良くないから、少し心配バブ・・・
IPO(新規公開株)やIEO(新規仮想通貨公開)の抽選に夫婦で応募する
IPO(新規公開株)や、IEO(新規仮想通貨公開)など、抽選で新規上場株や暗号資産(仮想通貨)を購入したい場合、夫婦2人で応募すれば確率を上げることができます。
IPOやIEOは当選確率がかなり低いため、夫婦で応募して、少しでも確率をあげたいですね。
あの時は7000人くらいしか買えない計算だったね・・・
夫婦で共通の趣味ができる
ゼニ夫婦の考えですが、夫婦で楽しめる共通の趣味があることは良い事だと思います。
夫婦で資産運用をすると、一緒に投資について調べたり、勉強したり、株を選んだりします。
夫婦でお互いの知識を補い、ポートフォリオの作成や投資先の判断でも、夫婦で相談することで、広い視野でみることができるので、より良い投資判断ができると思います。
これから投資を始める人におすすめの本を2つ紹介しておきます。
まずは、ロバート キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」です。
お金についての基本的な知識を身につけられる、ロング・ベストセラー本です。
話も面白くてすらすらと一気に読めました。
もう一つは、「ピーター・リンチの株で勝つ」です。
全米NO.1ファンドマネジャーといわれた、株式投資界の伝説の人物ピーター・リンチの本です。
有望株の探し方など、より実践的な投資方法がわかります。
ゼニ夫婦は主にこの本を基本にして、個別株の銘柄を選んでいます。
どちらもかなり参考になる本だったので、是非読んでみてください!
2人でたくさん本を読んで、一緒にレベルアップしていくのだ!
ゼニ夫は資産状況のデータ取得のための、プログラムを作ったりしているね。
ゼニ夫婦は マネックス証券、SBI証券、楽天証券に口座を持っています。
米国株を含む外国株へも投資できる、おすすめの主要ネット証券3社について、以下の記事を参考にしてください。
夫婦で早期リタイア(FIRE)を目指す投資戦略の記事もあるので、見てみてください。