「家計簿を見直して、支出を減らし、貯蓄を増やしたい!」
そんな人に向けて、具体的にどうやって家計簿を見直し、改善すればよいのか?ゼニ夫婦の実際の家計簿を公開し、家計簿の分析方法を紹介します。
Youtubeでも配信しているので、動画で見たい方は、こちらからどうぞ!
ゼニ夫婦の家計簿を公開
家計簿アプリを使って家計を管理していない人は、「マネ―フォワードME」をおすすめします。
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マネ―フォワードME(スマホ版)の登録はこちら「マネ―フォワードME」アプリで夫婦の家計を管理する方法は、以下の記事を参考にしてください。
マネ―フォワードは最初、分類が未分類や、異なる分類になっていることもあり、修正する必要があるので注意です。
一旦修正すると、それ以降の月では自動で正しい分類にしてくれるようです。
マネ―フォワードMEを使って出した、ゼニ夫婦の2020年12月~2021年7月の収支です。
マネ―フォワードMEの「設定⚙」>「マンスリーレポート」から確認できます。
マネ―フォワードMEでは、貯蓄率(収入に対して、いくら貯蓄できているか?)が出ないので、自分で貯蓄率の情報を表示したグラフがこちらです。
ゼニ夫婦は「Microsoft Power BI」というソフトを使って、マネ―フォワードMEから出力したCSVファイルを取り込み、貯蓄率を自動算出しています。
Power BIを使った家計分析については、以下の記事を参考にしてください。
家計をみると、毎月の収入が54万円前後、支出が30万円前後、貯蓄率が50%程度です。
※6月はボーナス月なので例外です
FIREを目指す夫婦としては、貯蓄率は毎月60%以上が目標です。
毎月60%の貯蓄率になれば、ボーナス月と合わせて、年間での貯蓄率は70%を超えるはずです。
貯蓄率を上げるには、支出を減らさなければいけません。
2021年総務省統計局の「家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別」によると、勤労者世帯の3人家族の1月の生活費(家賃除く)の平均は「26万円」です。
※消費支出(除く住居等)、1~3月期、4~6月期の平均
ゼニ夫婦は親の家を借りて住んでいるので、家賃はありません。
平均値はあくまで平均のため、必ずしも適切な値とはいえませんが、それにしても30万円も支出がある月は多い気がします・・・
では次に、2021年6月の支出32.6万円の内、一体どこが多いのか(無駄遣いなのか?)を確認します。
ゼニ夫婦は、2021年に電気の契約をシン・エナジーに切り替えました。
電気料金が具体的にどのくらい安くなったかは、以下の記事を見てください。
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支出の見直し方法
支出内訳を確認
支出内訳は 「設定⚙」>「マンスリーレポート」 か、「家計」から確認できます。
ここで特に目につくのは、食費:10.8万 円 、その他:6.0万 円 、日用品:5.7万円です。
※衣服・美容は美容院代です
特に食費に10.8万円は高すぎると思います。
2021年総務省統計局の「家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別」では、勤労者世帯の3人家族の1月の食費の平均は「7.4万円」です。
※食料の支出(1~3月期、4~6月期の平均)
ゼニ夫婦の感覚としても、子供(ゼニ吉)もまだ1歳なので、外食費を入れて7万円に抑えたいです。
では次に、支出の多かった5項目「食費」「その他」「日用品」「教養・教育」「通信費」の内訳をみてみます。
支出の多い項目の詳細を確認
支出内訳の詳細は、家計から確認できます。
食費
まず食費の中で約10万円を占める「食料品」をタップしてみます。
毎月の食料品にかけた支出の推移と、詳細な内訳が確認できます。
よく確認してみると、この月は生協やスーパーでの支出がかなり多くなっていました。
最近少し贅沢な総菜や、冷凍食品、レトルト食品など色々買っていました。
ゼニ夫婦は食費にはある程度お金をかけてもよい、と思っていますが、10万円は高すぎるので、今後食費は気を付けて減らしていこうと思います。
その他
同じように、「その他」の詳細も確認してみました。
「その他」の6万円はすべて「ふるさと納税」への寄付金でした。
「ふるさと納税」は節税にもなり、返礼品ももらえるお得な制度なので、問題ありません。
ふるさと納税に興味のある人は、以下の記事の参考にしてください。
日用品
次に「日用品」の 5.7万円の内訳も確認してみました。
この月はコンタクト、猫の餌やトイレシート、子供のおむつなど、必需品の買い物が多かったようです。
「日用品」の支出は平均3.6万円なので、まあそんなものかなと思います。
ゼニ夫婦のように子供のいる人、子供を持ちたい人へ、出産、育児費用を抑える方法を以下の記事にまとめています。
教養・教育
教養・教育費は主に子供(1歳)の保育園代なので、これ以上の節約はできません。
通信費
通信費は7月にスマートフォンの格安SIMをYmobileから、楽天モバイルのUN-LIMITに切り替えました。
どれくらい削減できたかは、また9月以降に報告したいと思います。
スマホ料金の見直しについては、以下の記事を参考にしてください。
今後の方針
結論としては、一番支出で問題なのは「食費」でした。
食費を月7万円程度に抑えれば、ふるさと納税や日用品の特別な支出がある月以外は、月の支出を「21.6万円」に抑えられるはずです。
月の収入を平均54万円とすれば、月の支出が21.6万円ならば、貯蓄率は60%になります!
8月以降は食費の節約を意識し、少し外食や、贅沢な総菜は抑えていこうと思います。
9月以降、また家計簿の公開をして成果を報告したいと思います。
また、ゼニ夫婦はマネ―フォワードMEからCSVファイルを出力し、「Microsoft Power BI」というツールで貯蓄率を自動計算したり、家計簿の分析を見やすくしています。
Power BIを使った家計簿分析方法は、以下の記事を参考にしてください。