FIRE

投資はやるべき?初心者は何から始めればよい?

何故投資をやるべきなのか?

最近、日本でも投資ブームが到来し、投資に興味を持った人も多いかと思います。
でも本当に投資をやるべきなのか?と思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、投資はやるべきです!まず初めに、その理由を説明していきます。

あなたの人生の目的は?

あなたの人生の目的は何でしょうか?

「人生の目的」というと難しいかもしれませんが、「あなたはどのように生きていきたいと思いますか?」を考えてもらってもよいです。

「どのように生きたいか」は、たとえば次のような感じでしょうか。

  • お金に困ることなく、自由に趣味等の好きなことをやっていきたい!
    やりがいのある仕事について、バリバリと仕事をしていきたい!
    専業主婦(主夫)として家庭を支えながら、子供の教育に打ち込みたい!

人生の目的は人それぞれだと思いますが、私達ゼニ夫婦の目的はこんな感じです。

お金に困ることなく、そこそこ裕福に暮らし、もっと趣味の活動をしていきたい!

ゼニ吉
ゼニ吉
毎日せっせと仕事なんかしないで、のんびり暮らしたいバブ!

これを実現にするには、何十億円も資産があるような大金持ちになる必要はないですが、「ある程度のお金」と「自由に使える時間」が必要です。

すなわち、なるべく早くお金に困らず、自由な時間がある状態 ⇒ FIRE(経済的に自立し、早期リタイアを実現する)が目標と言えます。

なるべく早く、経済的自立を達成するには

FIREの「経済的自立」の考え方としては、投資に使うお金(元金)に対して、リスクを抑えて安定的に得られる利益が4%になる(4%ルール)というものがあります。

これは、毎年の生活費の25倍の資産を投資に使うことができれば、投資の運用益(たとえば、株の配当収入)だけで生活していくことができるようになります。

ゼニ夫婦の場合、毎年の生活費は大体400万円くらいになるので、約1億円分を投資に使うことができれば、FIRE(経済的自立、早期リタイア)を実現できるわけです!

ゼニ吉
ゼニ吉
ちょっと待つバブ!1億円ってどうやって貯めればよいバブ!?

ゼニ美
ゼニ美
給料はあんまり高くないし、頑張っても働いても全然上がらないよ!

会社等での労働収入だけでは、資産1億円を貯めるのにはかなり時間がかかります。

今の会社を早期リタイアして、自由な時間を得たいのに、ずっと働き続けなければいけなくなりますね。

会社での労働収入以外で、収入を増やす方法には、たとえば次のようなものがあります。

  1. 事業(副業)
    投資
    投機(ギャンブル)

ゼニ夫婦としては、高いリスクは取らず、時間のない中でも、少額から手軽に始められる方法として、まずは②の投資から始めていくことにしました!

早期リタイア(FIRE)を目指す投資戦略については、以下の記事も参考にしてください。

夫婦でFIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すロードマップ この記事では、ゼニ夫婦の考える「サイドFIRE」に向けたロードマップを紹介します。 結論は以下のようになります。 ...

投資は儲かる?リスクは?

一口に「投資」といっても、色々な方法があります。

  1. ローリスク・ローリターン
    • 預金
    • 債券
    • ゴールド、シルバー、プラチナ
  2. ミドルリスク・ミドルリターン
    • 株式投資
    • 不動産投資
  3. ハイリスク・ハイリターン
    • 暗号資産(仮想通貨)
    • FX

上から下にいくにつれ、リスクが高く、リターン(利益)も高くなるイメージです。
ゼニ夫婦はこの中で、リスクがそこまで高くなく、時間をあまりかけず、少額から手軽に始められるため、株式投資から始めました。

ゼニ吉
ゼニ吉
株式投資って本当に儲かるバブ?

ゼニ夫
ゼニ夫
世界経済の成長が続く限り、長期的には株価も上がっていくよ

ゼニ吉
ゼニ吉
世界経済?どういうことバブ?

まず、世界経済は歴史的に見て、ずっと成長し続けています。

グラフを見ると、1980年から2021年にかけて、世界のGDPは40年間で8倍以上に成長しています!
では、株価はどうでしょうか?

これは、eMAXIS 全世界株式インデックスという「投資信託」の商品で、日本を除く先進国と、新興国の46か国、2170銘柄の株式へ投資をしているものです。
これも2010年から2021年にかけて、10年間で3.7倍以上に成長しています!

これらの2つを2010年~2021年の10年間で比較してみると、とてもよく似た動きをしていることが分かります。
世界の経済成長と、世界の株価はほぼ連動しているため、世界経済の成長が続く限り、株価は上がっていくことになります。

株式投資とは、会社に投資をすることで、会社が儲けを出して成長し、投資家も儲かり、経済も成長していく!という全員が儲かってハッピーになる「プラスサムゲーム」です。

ただし、株式投資にはもちろんリスクもあります。

  1. 短期で見ると株は上がり下がりするので、売買のタイミング次第で損する。
    自分の選んだ銘柄の株価が下がったり、最悪倒産して紙くずになるかも。
    世界経済の成長がこのまま続くとは限らない。

③については、世界経済の成長はこれまでの歴史から見て、しばらくは成長し続けるでしょう。

もちろん、ずっと同じ勢いで成長し続けるわけではなく、だんだんと成長は遅くなっていくだろうと考えられています。

これについては、個人でリスク回避できるものではないので、ひとまず置いておきます。

①、②のリスクを回避するためには、投資の3原則があります!

投資の3原則は「長期」「積立」「分散」!

ゼニ吉
ゼニ吉
株を買ったときより価格が下がったら、損するバブ!

ゼニ美
ゼニ美
買った株の会社が倒産したら、投資したお金が0になっちゃうよ!

ゼニ夫
ゼニ夫
それらのリスクを回避するのに、「長期」「積立」「分散」の3原則があるのだ!

長期投資とは?

長期投資とは、株式を10年、20年、30年…と長期で保有し続けることです。

株価は短期で見ると、リーマンショック、コロナショック等、色々な危機に直面し、何年もの間下がってしまうことがあります。

しかし、先ほどの世界経済成長のグラフのように長期的にみれば世界経済は成長し続け、全世界株式の株価も成長していきます。

そのため、一時的に株価が下がって損をすることがあっても、そのままずっと株を持ち続けていれば、いつかは回復し、さらに成長していきます。

もう一つ、長期投資には「複利」のメリットがあることを説明します。

「複利」とは、株の配当金を元本に組み入れることで、どんどんと元本が増えることです。

たとえば、元本100万円で、年率5%で運用した場合、最初の年には5万円の配当金がもらえます。

「複利」でない場合(単利)は、毎年5万円の配当金がもらえるため、資産は5万円ずつ増えていきます。

一方「複利」の場合は、最初の年の配当金5万円を元本に再投資し、次の年は元本105万円に対して5%の配当金がもらえます。

この「複利」の効果は、長期運用になるほど差が増えていきます。

この場合、20年間の運用では65万円、30年間の運用ではなんと182万円の差がでます!

積立投資とは?

「積立投資」とは、自分の決めたタイミング、金額で定期的に株を購入する方法です。

誰しも株価が一番安いときに買って、一番高くなったときに売って、儲けを出したいものです。

しかし、いつ株価が一番安くなるのかのタイミングをはかるのは難しいです。

株を一度に買ってしまうと、株価が下がったときに損するリスクが高くなってしまいます。

「積立投資」で時間を分散させて購入することで、このリスクを回避することができるのです。

そこで、例えば毎月5万円ずつ株を購入していく、という方法ができます。

毎月買う額を決めているので、株価が安いときはたくさん買い、株価が高いときは少ししか買わない、ことが自動的にできるので、いつ株価が上がったか、下がったか等と悩む必要もなく、運用できます。

分散投資とは?

「分散投資」とは、投資対象や購入時期を分散させて、リスクを減らすことです。

例えば、1つの会社の株を集中して買っていると、その会社の経営が悪化したり、倒産したとき、自分の資産が大打撃を受けます。

このリスクを減らすために、たとえば次のような分散投資ができます。

  • 株、債券、ゴールドに分散する(資産の種類の分散)
    1つの会社の株ではなく、複数の会社の株を保有する(株の銘柄の分散)
    一度に株を買わず、毎月1万円ずつ購入する(時間の分散)

最後の時間の分散は「積立投資」のことですね!

このように「分散投資」をすることで、価格変動のリスクを抑えて、資産運用をすることができます。

投資初心者や時間のない人は、インデックス投資信託がおすすめ!

これから投資を始める初心者には、まずはインデックス投資信託の積立投資がおすすめです。

インデックス投資信託は、日本のTOPIX(東証株価指数)や米国のS&P500等、目標とする株価指数に連動する投資成果を目指すものです。

信託報酬(コスト)が安く、多くの銘柄に分散されているので、低いリスクで運用できます。

インデックス投資信託は、先ほど話した投資の3原則を守りながら、高いリスクは取らず、時間のない中でも、少額から手軽に始められる方法になります。

たとえば、毎月5万円をインデックス投資信託で運用してみることから始めてみるのはどうでしょうか?

ゼニ吉
ゼニ吉
何となく分かったバブが、本当にインデックス投資信託だと安心バブか?

ゼニ夫
ゼニ夫
じゃあ、我が家の投資信託の運用実績の一部を見せよう!

これは、国内株式と外国株式のインデックス投資信託を50%ずつ投資しています。

毎月平均1.8万円をこの2つのインデックス投資信託で7年間積立した結果です。

(途中で積立額を変えたりしたので、正確ではないですが)

結果、7年間で76万円の増益(評価損益49%)になりました!

ここ数年は株式市場の調子がよかったこともありますが、7年の間には、元本割れで評価損益がマイナスになっていた時期もありました。それでも売らずに、コツコツと買い続けた結果です。

株式投資が不安であれば、まずは毎月1万円から積立投資をしてみるのもよいかと思います。

ゼニ夫婦が株式投資を始めた頃の失敗談も参考にしてください。

https://zenimi-zenio-blog.com/investment-failure-story/

おすすめの投資信託については、以下の記事を参考にしてください!

投資初心者には、アメリカ株(米国株)か全世界株の投資信託がおすすめ 投資初心者はインデックス投資信託がおすすめ 「投資はやるべき?初心者は何から始めればよい?」の記事では、以下のことをまとめました...

ゼニ夫婦は マネックス証券、SBI証券、楽天証券に口座を持っています。

米国株を含む外国株へも投資できる、おすすめの主要ネット証券3社について、以下の記事を参考にしてください。

【2022年】米国株・中国株が取引できるネット証券3社!SBI証券、楽天証券、マネックス証券の手数料、サービスを比較 今人気の米国株投資をしたい人へ、主要ネット証券5社の内、米国株を含む海外株を取り扱っている3社について、手数料とサービスを比較しました...
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