けど、子持ち夫婦でもFIREは可能だと思うよ!
- 子持ち夫婦はサイドFIREから目指した方が良い理由
- サイドFIRE達成のためにやるべきこと
子持ち夫婦はサイドFIREから目指すべき理由
子持ち夫婦の場合、教育費を含めた年間生活費はかなりの額になります。
例えばゼニ夫婦は夫婦+ゼニ吉の3人家族ですが、ゼニ吉の教育費が多くかかる年齢では、年間生活費が500万円以上かかる予想です。
FIREの基本である4%ルールで運用することを考えた場合、年間500万円を賄うには、約1億2,500万円を資産運用に回す必要があります。
これだけの金額を貯めるには、例えば現在の運用資産額が1,000万円で、毎月20万円の積立、年率6%の運用した場合でも、20年以上かかります。
FIRE達成にかかる年数のシミュレーション
現在の運用資産額:1,000万円、資産運用年率:6%、年間追加投資額:240万円の場合
1年後の資産運用額: 1,300万円 年間リターン額: 78万円
2年後の資産運用額: 1,618万円 年間リターン額: 97万円
3年後の資産運用額: 1,955万円 年間リターン額: 117万円
4年後の資産運用額: 2,312万円 年間リターン額: 139万円
5年後の資産運用額: 2,691万円 年間リターン額: 161万円
6年後の資産運用額: 3,093万円 年間リターン額: 186万円
7年後の資産運用額: 3,518万円 年間リターン額: 211万円
8年後の資産運用額: 3,969万円 年間リターン額: 238万円
9年後の資産運用額: 4,447万円 年間リターン額: 267万円
10年後の資産運用額: 4,954万円 年間リターン額: 297万円
11年後の資産運用額: 5,491万円 年間リターン額: 329万円
12年後の資産運用額: 6,061万円 年間リターン額: 364万円
13年後の資産運用額: 6,665万円 年間リターン額: 400万円
14年後の資産運用額: 7,305万円 年間リターン額: 438万円
15年後の資産運用額: 7,983万円 年間リターン額: 479万円
16年後の資産運用額: 8,702万円 年間リターン額: 522万円
17年後の資産運用額: 9,464万円 年間リターン額: 568万円
18年後の資産運用額: 10,272万円 年間リターン額: 616万円
19年後の資産運用額: 11,128万円 年間リターン額: 668万円
20年後の資産運用額: 12,036万円 年間リターン額: 722万円
現在の資産額と、毎月の積立額、年率から将来の資産額と年間リターンをシミュレートするには、以下の記事を参考にしてください。
現在30代のゼニ夫婦も、着実に積立投資をしていけば、50代でFIREが可能になるということです。
もっと早くFIREするにはどうすればいいバブ?
- 毎月の投資に回す金額を増やす
- 投資以外の収入(副業等)で生活費をまかなう
毎月の積立投資に回す金額を増やせば、当然それだけ早く資産を貯めることができます。
そのためには、転職や副業等で収入を増やす必要があります。
副業で毎月安定した事業収入を得られるようになれば、そこから生活費をまかなうことができます。
年間生活費が500万円でも、副業等の事業収入が240万円(月20万円)得ることができれば、資産運用で得る収入は年間260万円でよいです。
260万円は4%ルールで6,500万円の運用資産が必要になり、1億円以上貯めるよりも早くFIREが達成できます。
子持ちでFIREするには、副業を始めることが大事バブね。
子持ちでFIREを目指すなら、副業収入を得て、毎月の投資額を増やし、副業+資産運用益で生活費をまかなえるようになることを目指す。
子持ち夫婦がサイドFIREするためにやるべきこと4つ!
必要な資産額のシミュレート
まずは必要な資産額をシミュレートします。
必要な資産額は、年間生活費を出し、そこから目標とする副業収入を引いた額から計算します。
年間生活費を出すためには、家計の収支を把握する必要があります。
例えば、マネ―フォワードME等の家計簿アプリを使うと、銀行口座やクレジットカードの利用履歴が自動で記録されるので便利です。
例えば年間500万円の生活費、副業収入で年間で240万円を目指し、4%ルールで運用するならば、6,500万円の運用資産を貯める必要があります。
特に子持ち夫婦の場合、年齢によって教育費が多くかかる年もあると思います。
子持ち夫婦の予想年間生活費の算出法については、以下の記事を参考にしてください。
また全ての資産を株や債券等の資産運用に回すことはできず、運用資産額以外に、ある程度生活費として貯金をしておく必要があることにも注意してください。
現金の貯金としては、最低でも生活費の1年~5年分あると安心だと思います。
投資
必要な資産額をシミュレートしたら、その金額に向けて、毎月継続的に積立投資をしていきます。
ネット証券口座を持っていない場合は、口座開設から始めましょう。
大手ネット証券口座3社の比較は、以下の記事を参考にしてください。
投資を始めたばかりの人は、基本的には米国株か世界株の投資信託の積立投資がよいと思います。
投資信託の選び方については、以下の記事も参考にしてください。
基本的には、生活費等必要な金額を残し、なるべく多くの金額を毎月投資に回した方がよいです。
NISAやiDeCo等、国の制度もできるだけ活用しましょう。
節約
投資をして資産を増やしていくのと同じくらい大事なのが、節約です。
生活費を節約し、年間生活費を減らすことができれば、FIREに必要な金額も下がります。
ただし節約というのは、野菜が10円安いスーパーに行くとか、毎日もやしを食べる等ではなく、大きな固定費を見直すことです。
例えば以下のような固定費は一番最初に見直すとよいでしょう。
- 光熱費を見直し、電力会社の契約を変更する
- スマートフォンの毎月の通信費が高いので、格安SIMにする
まずはマネ―フォワードME等の家計簿アプリで分析して、どの部分の支出を見直した方が良いか考えてみましょう。
マネ―フォワードMEで家計簿を分析する方法は、以下の記事を参考にしてください。
また子供にかかる費用を少しでも抑えるため、出産時の医療費控除や、メルカリでの子供用品の購入等を活用することもできます。
ゼニ夫婦の行っている子育て費用を抑える方法は、以下の記事を参考にしてください。
副業
副業はなるべく早い内から始めた方が良いです。
特に子持ち夫婦は仕事や育児、家事に時間を追われ、副業の時間が中々取れません。
ゼニ夫婦は子供が生まれてから副業を始めましたが、子供が生まれる前からしていればよかったと思っています。
ゼニ夫婦は、子供が寝た後の時間で、ブログやYoutubeの副業をしています。
安定した副業収入が得られるようになれば、それだけサイドFIREの達成も早まります。
ゼニ夫婦のYoutubeは8か月ほど続けてようやく収益化を達成しました!
簡単に始められる副業については、以下の記事も参考にしてください。
まとめ
今回は、子持ち夫婦がサイドFIREを達成するためにやるべきことを紹介しました。
子持ち夫婦の場合、教育費を含めた年間生活費が高くなるため、資産運用益だけで生活費をまかなうためには、かなりの運用資産額を貯める必要があります。
しかし、生活費の一部を副業等、資産運用以外の事業収入でまかなうサイドFIREならば、達成までの期間を早められます。
そのため子持ち夫婦の場合は、まずはサイドFIREから目指すのがよいでしょう。
子持ち夫婦は年間生活費が高く、必要な資産額を貯めるのに時間がかかるため、資産運用益+副業等の事業収入で生活費をまかなうサイドFIREから目指す。
子持ち夫婦がサイドFIREを目指すためには、以下のことをしましょう。
- 必要な資産額のシミュレート
- 投資
- 節約
- 副業
特に副業は、普段の仕事や家事、育児があるため、中々時間をとることが難しいですが、朝活や時短、ファミリーサポート等を活用する等も検討して、なんとか時間を確保していくことが重要です。
これら4つのサイドFIREに必要なことをできるだけ早くはじめ、安定した副業収入が得られるようになれば、サイドFIREの達成も早められるので、頑張りましょう!