今人気の米国株投資をしたい人へ、主要ネット証券5社の内、米国株を含む海外株を取り扱っている3社について、手数料とサービスを比較しました。
結論としては、それぞれのネット証券で以下の特徴があるため、
- SBI証券がよい人
- 25歳以下
- 日本株の現物取引が多い
- 楽天証券がよい人
- 日本株の現物取引が多い
- マネックス証券がよい人
- 外国株の現物取引が多い
- 単元未満株を購入したい
- 新しく投資信託の積立投資をしたい
Youtubeでも配信しているので、動画で見たい方は、こちらからどうぞ!
ネット証券とは?
インターネット証券会社(ネット証券)とは、インターネットを通じ、オンライン株式取引ができる証券会社です。
ネット証券の中で口座開設数の多い上位5社、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券は主要ネット証券と呼ばれます。
近年は米国株の人気も高まり、外国の株にも投資をしたい人も増えていると思います。
今回は主要ネット証券5社の中で、米国株・中国株を取り扱っている3社、SBI証券、楽天証券、マネックス証券について、手数料とサービスを比較しました。
新しく証券口座を開設するときは、是非「ポイントサイト」を経由して、ポイントをゲットしましょう!
ポイントサイト「モッピー」については、以下の記事を参考にしてください。
初心者におすすめのネット証券3社!
手数料・サービスの比較
日本株現物取引の手数料は、1回ごとの取引額に手数料がかかるコースと(取引毎)、1日の取引額合計に手数料がかかるコース(1日定額)の2コースがあります。
日本株現物取引の手数料比較(取引毎)
以下の表は、取引毎手数料コースの比較です。
2022年3月22日より、マネックス証券が手数料の引き下げを行い、3社が全く同じ手数料となりました。
また25歳以下なら、SBI証券は実質無料で取引ができます。
日本株現物取引の手数料比較(1日定額)
次に日本株現物取引の、1日定額手数料コースを比較します。
SBI証券が最も安くなっています。
1日100万円までの約定金額ならば、SBI証券と楽天証券はともに無料(0円)なので、取引額が大きくない人は、このどちらかがよさそうです。
※マネックス証券は取引がない日は、手数料0円です
単元株未満取引の手数料比較
次に単元株未満取引の手数料を比較します。
単元株未満とは、銘柄ごとに決められている最低売買単位の株数に満たない株のことです。
日本では多くは100株単位でしか売買ができませんが、最近は100株未満での取引ができるサービスが増えてきました。
初心者で少額から投資したい場合や、例えばファーストリテイリング(ユニクロ)、任天堂など、100株では数百万円する株を10万円分だけ買いたい、という場合に使います。
単元株未満取引手数料は、マネックス証券、SBI証券が買付手数料無料(0円)なのでおすすめです。
外国株の銘柄数、手数料比較
次に外国株の手数料を比較します。
3社とも米国株、中国株は取り扱っています。
米国、中国以外の外国株も、SBI証券と楽天証券では取り扱っており、特にSBI証券は、米国、中国以外の外国株の取り扱い銘柄が多いです。
米国、中国以外の外国株に投資したい場合は、SBI証券がよいでしょう。
一方で中国株の取り扱い銘柄、手数料はマネックス証券が安いためおすすめです。
米国株の手数料は3社で同じですが、マネックス証券は米国株リアルタイム株価取引が無料で使えるメリットがあります。
米国株リアルタイム株価取引は、以下のような画面で、株価の動きをリアルタイムに見ながら売買できます。
ポイント付与率の比較
次に、投資信託に対するポイントの付与率を比較します。
実際には現物取引の手数料に対してもポイントが付与されますが、手数料が少ない3社ではほとんどもらえないため、投資信託に着目しました。
クレカ積立サービスとは、つみたて投資信託の支払いをクレジットカードで行った場合、ポイント還元するサービスです。
SBI証券ではVポイント、楽天証券では楽天ポイント、マネックス証券はマネックスポイントが付与されます。
例えばそれぞれの証券会社で、年会費実質無料のクレジットカード(三井住友(NL)カード、楽天カード、マネックスカード)を使った場合、ポイント付与率は以下のようになります。
- SBI証券:0.5%(年間3,000ポイント)
- 楽天証券:1%(年間6,000ポイント)
※2022年9月から変更 - マネックス証券:1.1%(年間6,600ポイント)
※楽天証券は、2022年9月よりファンドの代行手数料が年率0.4%(税込)未満の投資信託については、ポイント付与率が0.2%になります
クレカ積立のポイント付与は、マネックス証券でマネックスカードで積立をするのが一番オトクになります。
マネックス証券は2022年2月25日にクレカ積立サービスを開始しました。
詳細は以下の記事を参考にしてください。
SBI証券のクレカ積立については、以下の記事も参考にしてください。
投信ポイントは、投資信託の保有額に応じて毎月ポイントを付与してくれるサービスです。
つみたて投資信託をしている場合、日々保有額が増えていくので、ポイント還元もどんどん増えていきます。
ただしポイントの還元率は銘柄によって異なります。
ポイント還元率(年率)の例
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の場合
SBI証券:0.034%、楽天証券:0%、マネックス証券:0.03%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の場合
SBI証券:0.042%、楽天証券:0%、マネックス証券:0.03%
投資信託の場合、これから積み立てする投資信託の銘柄のポイント還元率で決めるのがよいかもしれません。
2022年4月~楽天証券の投資信託保有額に応じたポイント付与条件が変更されます。
(詳細は以下の記事を参考にしてください)
まだ証券口座を持っていない人は、まずは口座開設をしましょう。
新しく証券口座を開設するときは、「ポイントサイト」を経由すると、ポイントをゲットできるのでオトクです。
「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」もモッピー経由でポイントがゲットできるので、これから口座開設する人は、是非モッピー経由で開設しましょう。
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SBI証券
SBI証券での取引が向いているのは、以下のような人です。
SBI証券がよい人
- 25歳以下
- 日本株の現物取引が多い
日本株の現物取引手数料は、3社の中で一番安いです。
1日定額コースなら、1日100万円以下の取引きは無料になります!
投資信託のポイント還元率が高めなのも特徴です。
さらに25歳以下の人は、実質手数料が無料(全額キャッシュバック)になるので、是非SBI証券口座を開設しましょう。
参考:SBI証券「25歳以下現物手数料実質0円プログラム」
楽天証券
楽天証券での取引が向いているのは、以下のような人です。
楽天証券がよい人
- 日本株の現物取引が多い
日本株の現物取引手数料(1日定額)は、SBI証券と同様、100万円までは無料になっています。
そのため、日本株の現物取引(100万円/1日 以下)をよくする人は、楽天証券もよいと思います。
ただし、新しく投資信託での積立投資を始める場合は、SBI証券か、マネックス証券がよいと思います。
2022年4月~楽天証券の投資信託保有額に応じたポイント付与条件が変更され、保有額に応じてポイントが付与されるサービスは無くなってしまったためです。
(詳細は以下の記事を参考にしてください)
楽天サービスは使えば使うほど、ポイント還元率がアップし、ポイントがどんどんたまる仕組み(SPU)です。
2022年4月からSPUの対象が一部変更となり、楽天証券についても、以下のような変更がありました。
変更前
- 500円分以上のポイント投資(投資信託)でポイント+1倍
変更後
- 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)でポイント+0.5倍
当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)でポイント+0.5倍
30,000円分のポイント投資をするのは中々難しいため、SPUの恩恵を受けられない人も多いと思います。
これから投資を始める場合は、SBI証券か、マネックス証券を使うのがよいと思います。
しかし楽天経済圏自体は、楽天ポイントをかなり貯められるのでおすすめです。
ゼニ夫婦も2021年度に楽天経済圏に移り、7万円以上のポイントをゲットしました。
ゼニ夫婦のポイ活実績は、以下の記事を参考にしてください。
マネックス証券
マネックス証券での取引が向いているのは、以下のような人です。
マネックス証券がよい人
- 外国株の現物取引が多い
- 単元未満株を購入したい
- 新しく投資信託のクレカ積立を開始する
米国株、中国株へ投資したいならば、手数料が安く、取り扱い銘柄数も多い、マネックス証券がおすすめです。
米国株リアルタイム株価取引が無料で使えるメリットもあります。
2022年3月から開始したクレカ積立は、ポイント付与率1.1%と、3社の中で最大の付与率です!
またマネックス証券の「銘柄スカウター」は、投資する銘柄を探すのに非常に有用です。
以下のような画面で、必要な情報が分かりやすく確認できます。
業績がグラフで表示され、一目で分かるのもよい点です。
銘柄スカウターは口座開設者は無料で利用できるので、まだ開設していない人は是非開設しましょう!
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ポイントサイト「モッピー」については、以下の記事を参考にしてください。