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共働きなら夫婦でふるさと納税をやるべき!ふるさと納税の仕組み、手続きを解説

「ふるさと納税をやってみたいけど、仕組みがよくわからない・・・」

「確定申告をするのが大変じゃない?」

「夫婦でそれぞれふるさと納税できるの?」

こんな疑問をもっている方に、ふるさと納税の仕組みや手続き、夫婦でする場合の注意などを分かりやすく解説します!

ふるさと納税とは?

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に寄付ができる仕組みです。

手続きをすると寄付金のうち、2,000円を超えた分は税金の還付や控除が受けられ、お礼品として、自治体から特産品を受け取ることができます!

ゼニ吉
ゼニ吉
要するに、自己負担2,000円で寄付した自治体の特産品がもらえる制度バブ?

ゼニ美
ゼニ美
まあ、簡単にいうとそうだね。

賛否はあると思うけど、ふるさと納税はお得な制度には違いないよ。

ゼニ夫
ゼニ夫
ただし所得や子供の有無によって、控除額の上限が違うんだ。

寄付できる金額には上限があるから、注意が必要だよ。

 
 

ふるさと納税が自己負担2,000円で寄付できる金額の上限は、所得や子供の有無で決まります。

さとふるの控除上限額シミュレーションで、寄付額上限の目安を計算してみてください

寄付額上限のシミュレーションに入力する値は、源泉徴収票をみます。

・ふるさと納税は自己負担2,000円で、自治体の返礼品がもらえるお得な制度
所得などで寄付額に上限が異なる
シミュレーションで寄付額上限の目安が計算できる
寄付額上限はその年(1月~12月)の所得で決まるため、より少し少なめに寄付しておき、12月に最終的な寄付額を調整するのがおすすめ

実はゼニ夫婦は、以前寄付額の上限を勘違いしており、前の年の源泉徴収票をもとに計算していました・・・

寄付金額の上限は、その年の所得で計算する必要があるので、注意してください!

ゼニ吉
ゼニ吉
ダメじゃないかバブ!

普通に考えて、その年の所得で控除が決まるとわかるバブよ!

ゼニ美
ゼニ美
うーん・・・なぜか勘違いしてたんだよね・・・

上限のシミュレーションを、昨年の源泉徴収票で計算しちゃったからかなあ。

あと育児休暇中の給付金は所得じゃないから、育休中の人は気を付けてね!

ゼニ夫
ゼニ夫
その年の所得はボーナスでも変わるから、12月までははっきり分からないんだ。

寄付額の上限を超えた分は自己負担になるから、シミュレーション額より少な目に寄付しておくと、安心だね。

ふるさと納税の必要な手続き

ふるさと納税で税金の還付や控除を受けるには、ワンストップ特例制度か、確定申告での手続きが必要です。

ワンストップ特例制度の方が手続きが楽なので、基本的にはワンストップ特例制度が使える人は、そちらをおすすめします。

ワンストップ特例制度がつかえる人の条件です。

・もともと確定申告や住民税申告をする必要のない給与所得者(自営業や副業がない)

・一年間の寄付先が5自治体以内(6回以上の寄付でも、5自治体以内ならOK)

注意点は毎年会社で年末調整をしていて、確定申告をしてなくても、その年に確定申告をする予定がある場合(医療費控除など)はワンストップ特例制度は使えません。

ワンストップ特例制度が使えない人は、確定申告が必要になります。

30代共働き妻ゼニ美
30代共働き妻ゼニ美

出産のとき、確定申告で医療費控除をしたんだけど、ふるさと納税をすっかり忘れてて、ワンストップ特例で手続きしてたんだ。

あとから確定申告の修正が必要になっちゃったよ・・・

ゼニ吉
ゼニ吉
やれやれバブ。

うっかりが多いバブね・・・

ゼニ夫
ゼニ夫
ゼニ吉の出産のときだよ。

ゼニ吉の出産や、出産のあとも出費が多かったなあ・・・

ゼニ吉
ゼニ吉
バブ!?

ゼニ吉、出世払いするバブよ!

ワンストップ特例制度での手続き

ワンストップ特例制度は、確定申告をせずに、ふるさと納税の寄付金控除を受けられる仕組みです。

申請期限は、寄付した次の年の1月10日です。12月中には自治体に書類を送っておくと安心です。

自治体への寄付申し込みのとき、「ワンストップ特例制度の申請」欄で「希望する」にチェックをすると、自治体から手続きの書類が送られてきます。

書類に必要事項を記入し、本人確認書類と一緒に自治体に送付すれば、手続き完了です!

必要な本人確認書類は、以下になります。

参考:さとふる「ワンストップ特例制度入門ガイド」

ゼニ夫婦はマイナンバーカードを持っているので、裏表を印刷して提出しています。

確定申告での手続き

ワンストップ特例制度をしない場合は、確定申告での手続きが必要です。

具体的には、以下のような人が当てはまります。

・自営業や副業をしていて、もともと確定申告が必要な人
・6自治体以上に寄付を行った人
・医療費控除や雑所得があるなど、確定申告が必要な人

※確定申告が必要かどうかは、よく確認してください

ゼニ夫婦は、ゼニ吉出産のときに医療費控除を受けるため、ふるさと納税も確定申告をしました。

必要書類は以下になります。

参考:さとふる「確定申告入門ガイド」(確定申告の手順が詳しく記載されています)

自治体から届く「寄付金受領証明書」は必ず保管しておいてください!

確定申告はe-Tax(電子申告)の場合は、紙の提出は不要です。

紙で印刷する場合は、申告書と必要書類を税務署に送れば完了です。

確定申告も比較的かんたんなので、是非ふるさと納税をやってみてください!

確定申告をすると、提出したワンストップ特例申請は無効になります

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ふるさと納税で住民税はどれだけお得になる?

ふるさと納税をしたら、何が、どれくらいお得になるのでしょうか?

ワンストップ特例制度を利用した場合は翌年の住民税から控除、確定申告をした場合は、その年の所得税の還付、翌年の住民税から控除が受けられます。

例えば5自治体に1万円ずつ、計5万円を寄付した場合、2千円は自己負担で、残り4万8千円は所得税の還付か、住民税からの控除が受けられます。

※ワンストップ特例制度の場合、住民税からの控除のみ

ただし、これは4万8千円お得になったわけではないことに注意してください。

ふるさと納税の返礼品還元率は、2019年6月の制度改正により、3割以下と決まっています。

返礼品の還元率とは、ふるさと納税により自治体に寄付した額に対し、どれくらいの価格の返礼品が受け取れるか?の割合です。

例えば5万円寄付して、返礼品の還元率が2割程度だった場合、1万円相当の返礼品を受け取ります。

この場合は1万円(返礼品)-2千円(自己負担額)=8千円お得になります。

これを考えると、年間で2千円以下の返礼品しか受け取らない場合(寄付額の合計が1万円以下など)、逆に損をしてしまうかもしれません。

さとふるの控除上限額シミュレーションで、寄付額上限の目安を計算し、控除を受けられる上限ぎりぎりまで寄付する方が、お得になるということです。

実際に住民税からいくら控除されているかは、「住民税決定通知書」の摘要欄で確認できます。

ワンストップ特例を使った場合は、前年の寄付額-2,000円となっているか、チェックしましょう。

共働き夫婦は2人でふるさと納税をやるべき!

ゼニ吉
ゼニ吉
いくら寄付しても自己負担2,000円なら、たくさん寄付できる人ほど、得するってことバブ?

ゼニ美
ゼニ美
そういうこと。

ゼニ夫婦は共働きだから、2人ともふるさと納税をしているよ!

ゼニ夫
ゼニ夫
ふるさと納税は「地方創生」を目指す制度なんだ。

自治体は自分たちの地域の魅力や、取り組みをふるさと納税を通じてアピールして、税収を増やすことができる。

寄付する人も、自治体のなんの取り組みに使ってほしいか、を指定して寄付できるんだよ。

 
ゼニ吉
ゼニ吉
ふるさと納税で魅力的な返礼品がある地方には、旅行もしてみたいバブ。

ゼニ吉は、子供の育成事業に寄付金を当てたいバブ!

ゼニ美
ゼニ美
ゼニ吉は収入がないから、控除は受けられないよ。
ゼニ吉
ゼニ吉
バブ!?

 

ふるさと納税は、寄付金額の上限が高いほど、お得になります。

共働き夫婦の場合は、2人でふるさと納税をすると、かなりお得です!

例えば、夫が8万円、妻が4万円寄付した場合、合計で12万円寄付できます。

返礼品の還元率が2割だったら、2.4万円分の返礼品を受け取り、そのうち4千円が自己負担(夫婦合計)になるため、2万円分得したことになります。

夫婦でふるさと納税をする場合の注意点をあげておきます。

・寄付金額の上限は、夫婦それぞれの所得で計算する
・ワンストップ特例制度、または確定申告は、夫婦それぞれで手続きが必要
・寄付者本人名義のカード、引き落とし口座で寄付する必要がある

夫婦で家族カードを持っている場合、例えば妻が家族カードを使い、夫名義の口座から引き落としされることになると、寄付者と、引き落とし口座の名義人が異なるため、使わない方がよさそうです。

参考:ふるさとチョイス「家族でのカードで決済や、代理で寄付申込していいのか」

さとふるで寄付~返礼が届くまでの流れ

ゼニ夫婦は、さとふるで鹿児島県大崎町に1万円寄付し、返礼品として「うなぎのかば焼き3尾(320g以上)」を受け取りました!

さとふるでの寄付~返礼品のうなぎを受け取るまでの流れを簡単に説明します。

さとふるに登録し、寄付する自治体を選ぶ

さとふるにアクセスし、新規会員登録をします。

↓↓

さとふるのサイトはこちら

登録後は、寄付する自治体を探します。

今回は「お礼の品から探す」ことにしました。

寄付金額や、返礼品のカテゴリ、キーワードなどで検索することができます。

寄付したい自治体が決まったら、カートに入れて、寄付の手続きにすすみます。

画面したがって、必要な情報を入れていけばOKです。

ワンストップ特例制度を使う場合は、利用を「希望する」を選択することに注意してください。

自治体に寄付する

寄付した自治体に、寄付金の使い道を指定することができます。

寄付金を使ってほしい取り組みを選びましょう。

これで、自治体への寄付の申し込みは完了です。

自治体からの寄付金受領証明書とワンストップ特例制度申請書が届き、返礼品は別に届きます。

返礼品を受け取る

返礼品のうなぎのかば焼きが2週間ほどで届きました!

うなぎのかば焼き3尾と、うなぎのたれ、山椒もついています

※返礼品到着までの期間は、返礼品の内容や、時期によって異なります

調理は袋ごとお湯でゆでるだけです!さっそく、うな丼にして食べました!

ゼニ夫婦はふだん高価なうなぎは買うことが少ないので、ふるさと納税では少しぜいたくできる返礼品を頼むことが多いです。

うなぎのほかにも、牛肉、豚肉、野菜、魚などの食品をよく頼んでいます。

ふるさと納税に興味を持った人は、是非、さとふるに登録して寄付してみてください!

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ゼニ夫婦
FIREを目指し、夫婦で投資をしています。 FIRE、投資、節約、副業について役立つ情報を発信していきます。